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フルボ酸原液|急性経口毒性試験結果

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急性経口毒性試験結果


検体
フルボ酸 原液
試験期間
2015年6月26日〜2015年8月10日
試験機関
日本食品分析センター
試験番号
第 15069958001-0101 号

報告書から一部抜粋

試験目的

有機フルボ酸原液を検体として, 雌ラットを用いる急性経口毒性試験(限度試験)を調べる。

試験液の調製

検体を注射用水で希釈し, 100 mg/mLの試験液を調製した。

試験方法

試験群には2000 mg/kgの用量の検体を, 対照群には溶媒対照として注射用水を雌ラットに単回経口投与し, 14日間観察を行った。

試験結果

死亡例
いずれの投与群においても, 観察期間中に死亡例は認められなかった。
一般状態
いずれの投与群においても, 観察期間中に異常は見られなかった。
体重変化
投与後7及び14日の体重測定において, 試験群は対照群と比べ体重値に差は見られなかった。
剖検初見
観察期間終了時の剖検では, すべての試験動物に異常は見られなかった。

結論 

有機フルボ酸原液を検体として, 雌ラットを用いる急性経口毒性試験(限度試験)を実施し、その結果, 観察期間中に異常及び死亡例は認められなかった。 以上のことから, ラットを用いる単回経口投与において, 検体のLD50値は, 雌では2000 mg/kgを超えるものと評価された。