日本オーガニックミネラルは「生涯健康に暮らす体づくり」を指針としています。
人間は外部から栄養を摂ることでしか生命を維持することはできません。 その中でも野菜や穀物類は重要な栄養素のひとつです。 しかし、戦後の近代化によって農業を取り巻く環境も大きく変わり、そこで作られる作物にも大きな変化がありました。 効率化を重視しするあまり、農業にとって大切なものを失いつつあります。
最近では拘りのある農家様の努力により、美味しく健康な作物が店頭に並んでおります。 しかし、まだまだその方法を模索している農家様も多いと思われる中で、私たちはこのフルボ酸の可能性を理解していただき、強くて美味しい作物作りに貢献していくことを目標としております。
約1憶年前の地球からの恵みを活用し、環境改善や豊かな食生活を次の世代に残せるよう努力してまいります。
代表取締役 清水 厚男
E-Mail:a_shimizu@jo-mineral.co.jp
アグリ事業部 直通TEL: 03-6277-1081
植物の生育に重要な有機態窒素の循環
有機物は土に施肥されると土壌中の多種多様な微生物により、有機態窒素、アミノ態窒素、アンモニア態窒素へと分解され、最終的には硝酸態窒素(無機物)になり、植物の体内へと吸収されます。
健全な土壌の生態系があって、植物養分の供給、植物養分の保持・植物養分の育成・促進に繋がります。土壌中では微生物によって土壌有機物(植物・動物・微生物の遺体)の分解が行われます。
分解されて土壌に残ったものが「腐植物質(フルボ酸・フミン酸)」です。腐植物質はミネラル含有量が多くミネラルの宝庫とも言えます。
腐植物質が多いと微生物の増殖し、土壌生物も増えフカフカとした通気性・排水性・保水性のある作物にとって理想的な団粒構造の形成ができ、微生物の生命変化(増殖や死亡)により、窒素成分が発生しやすくなり。窒素は、上記のイラストの様にアンモニア・硝酸となって植物が吸収・利用しています。
当社の農業資材は、腐植に欠かせないフルボ酸・フミン酸を中心にした製品になります。連作障害対策、団粒構造の促進、微生物の活性化などで健康な土つくりを目指し、健康な作物つくりをサポートできる農業資材をご提案しています。
フルボ酸は、約70種類の植物性ミネラルを含み、植物のミネラルの運搬の手伝いをしますが、その他に、
1. マイナス電荷を帯び、陽イオンを吸着する性質で抗酸化作用をもたらします。
2. 水素や窒素成分の増減で、土壌pHの急激な変化に対して水素イオンを取り込んだり放出したりして緩和しています(pH緩衝作用)
3. 有害ミネラル(カドミウム・銅など)を吸着する作用があり、植物が有害ミネラルを吸収しにくくなるキレート作用があります。
土壌にミネラルを補い、連作障害対策、団粒構造の促進、微生物の活性化などで健康な土つくりを目指し、強い作物つくりをサポートする商品のご紹介。
内容量:15kg/4kg
成分:ヒューミックシェール(植物性腐植土)
肥料配合の有無:無し
PH:4.5±0.5
EC:3.0 ms/cm
原産国名:アメリカ合衆国
内容量
10L/500mL/100mL
主成分:フルボ酸原液
内容量:500mL
主成分:フルボ酸原液、ホウ素、マンガン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン
本品に使用されている腐植酸(フミン酸・フルボ酸)は、アメリカ合衆国でオーガニック資材として認定を受けています。アメリカ合衆国ユタ州エミリー郡にある、ヒューミックシェール(古代植物堆積層)の腐植酸で製品化しています。
分析試験項目 | 結果 | 単位 |
---|---|---|
水分 | 8.81 | % |
窒素全量(N) | 0.81 | % |
りん酸全量(P2O5) | 0.16 | % |
加里全量(K2O) | 0.29 | % |
有機物 | 54.13 | 乾物当たり% |
腐植酸 | 7.41 | 乾物当たり% |
有機物中の腐植酸含有率 | 13.69 | % |
炭素窒素比 | 45 | |
有機炭素(C) | 36.3 | % |
陽イオン交換容量 | 27.7 | meq/乾物100g |
検査機関:公益財団法人日本肥料検定協会
分析試験項目 | 結果 | 単位 |
---|---|---|
カルシウム全量(Ca) | 0.43 | % |
マグネシウム全量(Mg) | 0.26 | % |
マンガン全量(MnO) | 0.01 | %未満 |
ほう素全量(B2O3) | 0.02 | % |
鉄(Fe) | 1.71 | % |
銅(Cu) | 0.0018 | % |
亜鉛(Zn) | 0.010 | % |
硫黄(S) | 1.62 | % |
けい酸全量(SiO2) | 28.17 | % |
検査機関:公益財団法人日本肥料検定協会
分析試験項目 | 結果 | 単位 |
---|---|---|
ヒ素(As) | 0.0004 | % |
カドミウム(Cd) | 0.0001 | %未満 |
ニッケル(Ni) | 0.0012 | % |
クロム(Cr) | 0.0036 | % |
水銀(Hg) | 0.000018 | % |
鉛(Pb) | 0.0010 | % |
検査機関:公益財団法人日本肥料検定協会
分析試験項目 | 結果 | 単位 |
---|---|---|
窒素全量(N) | 0.016 | % |
りん酸全量(P2O5) | 0.001 | %未満 |
加里全量(K2O) | 0.001 | % |
苦土全量(MgO) | 0.065 | % |
カルシウム全量(Ca) | 0.025 | % |
マンガン全量(MnO) | 0.001 | % |
鉄(Fe) | 0.001 | % |
亜鉛(Zn) | 0.001 | % |
硫黄(S) | 0.38 | % |
検査機関:公益財団法人日本肥料検定協会