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稲の流し込み生育試験

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稲の流し込み生育試験_圃場1


圃   場
千葉県
品   種
ふさこがね
田植え
2024年5月9日
出   穂
2024年7月20日前後
稲刈り
2024年8月27日
使用方法
リキッド流し込み区に10aあたり、50ml、100ml、200mLの3パターンで比較。
■流し込み回数:3回
1回目:4月23日  2回目:5月9日  3回目:7月14日

撮影日:2024年6月13日  千葉県

水入れ直後からアオコの発生に違いが表れ、使用区ではアオコの発生が無処理区に比べて抑えられていました。
初期生育は、リキッド使用区では非常に良く、活着も無処理区に比べて良い状況でした。
分げつ期に入ると、リキッド使用区の方が分げつ数も多く、茎も太くしっかりしていました。
収穫時期には大きく差が出ており、有効分げつ数、穂丈、根の張り共にリキッド使用区の方が良い結果が出ていました。
※比較表を参照。

土壌改良資材「オーガニックミネラルリキッド」の流し込み試験
土壌改良資材「オーガニックミネラルリキッド」の流し込み試験

有効分げつ数(同条件5株を計量)

リキッド原液量 5株合計 平均 比率
無処理区基準
無処理 132 26.4 100.0%
50mL×3回 161 32.2 122.0%
100mL×3回 157 31.4 118.9%
200mL×3回 186 37.2 140.9%

有効分げつ数合計の詳細
【無処理】29,29,24,22,28(合計132)
【50mL】27,28,35,37,34(合計161)
【100mL】34,21,37,33,32(合計157)
【200mL】38,33,43,36,36(合計186)

草丈・穂丈・重量(同条件5株を計量)

リキッド原液量
(10aあたり)
草丈平均 穂丈平均 5株合計
重量(g)
無処理 119 18 926
50mL×3回 118 18 1,204
100mL×3回 115 19 1,103
200mL×3回 110 20 1,524

稲の流し込み生育試験_圃場2


圃   場
千葉県
品   種
ふさこがね
田植え
2023年4月29日
出   穂
2023年7月16日
稲刈り
2023年8月24日
使用方法
「オーガニックミネラルリキッド」100mLを、約10L(約100倍)に希釈して、水口から流し込み。
■流し込み回数:3回
1回目:4月30日(定植後)  
2回目:6月8日(有効分げつ期)  
3回目:7月11日(穂肥時期)
※圃場によって、希釈や流し込み回数は異なります。

流し込み区

土壌改良資材「オーガニックミネラルリキッド」の流し込み試験
土壌改良資材「オーガニックミネラルリキッド」の流し込み試験

未処理区

田んぼの画像
田んぼの画像
土壌改良資材「オーガニックミネラルリキッド」の流し込み試験_穂の比較

Comment生産者様からのコメント

流し込み区は、茎がしっかりしており、分げつも多く茎数がとれています。穂の長さも長く、米粒の胴回りも他に比べて太くなりました。
収量は、約9%上回り、未処理区の平均より0.5俵ほど多く収穫できました。
未処理区は、全体的に株本が弱く茎が細く、分げつも流し込み区に比べて少なかったでした。
※ 未処理区平均収量は、10aにつき約9俵弱

【天候について】

2023年の夏の天候は、地域により異なるものの、記録的な猛暑、長期間な干ばつ、豪雨など過去に前例のない異常気象でしたが、当該圃場は干ばつと豪雨の影響は比較的少なかったようです。